50代主婦の日ごとのつぶやき

日々ふと感じたことや毎日の暮らしのことなどを書いていきます。

働き方とばななさん

私の

仕事は午後の4時間半。

介護予防の仕事です。



簡単な体操や脳トレなどを

利用者の方に提供しています。



大学生二人の教育費の

負担が重い我が家としては

もう少し働きたい所ですが



持続可能な働き方として

今の私にはこれでちょうどよい。



疲れやすいのです。



こんな短時間でも

仕事が終わると脱け殻なワタシ。




体が疲れているのか

心が疲弊しているのか



自分でもよく説明できない。



たぶんどちらもだな。



対人関係、拘束される時間。

これが疲れのもとか。



対人関係は

自分でもいうのなんですが

うまくできるのです。




相手が何を求めているのか

わかってしまう。

話も全身全霊で聴きます。



職場の人にもよく言われるけど



相手のことよくしっているね。

話を聞くのがうまいと。






特別な話をしているわけではないのですが。




「大丈夫ですか?」

と一言聞いただけなに



そちらから辛い状況を話され

涙をされたり。




「今日は疲れましたか?」

と聞くと




誰にも話していない別件の事情を

話してくれたり。




きっと

今の仕事のような対人援助の仕事は合っているのだと思う。





いや、思っていた。



その場では

自然としているつもりでも



帰って

ぐったりしてしまうってことは


やはり私無理していたんだ。





そのことをこの年になって

最近気がつきました。



別の場所で

患者相談の活動も

していました。



それに気がついてからは

無理にしなくてもいいやと



患者相談の方は

少し距離をおいておやすみ中です。



タフでキャパが広くて

ふくよかな心を持ちたかったけど



私はそうではありません。

そのことを悲しくも思う。



少し前に読んだ

吉元ばななさんの

「すべてのはじまり」って本に

書いてあった事を思い出した。


(画像はお借りしました。)


‥‥ムリしてしていたことは何にも結び付かない。たったひとりの人間にできることはそんなに多くない。他の人たちまでは担当できない。それぞれに合う世界がある‥‥



と。




自分の出来ないことで

悲しまなくてもいいのかな。



(努力の価値は尊いと思いますがこれは努力とかとは別の次元で。)



自分がいる普通の生活が

ありきたりでつまらなく思える時は



そのままのいつもの生活の光景に



この

ばななさんの言葉を重ねて



満たされてみたい



ばななさんの言葉は



真新しい言葉として

胸に響いた。



というわけで

脱け殻なワタシのために


仕事に行く前に作っておいた

カレーを温めただけの夜ごはん